未来は変えられる

静岡県の課題のひとつ「人口減少問題」。防災や産業再生なども大きな課題ですが、「人口減少」は最大の社会問題になりつつあります。

今月に入り、今後の「人口減少社会」のありようを問う提言が相次いで出されました。

ともに読み応えのある内容ですので、ぜひリンク先をご覧ください。

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まずは5/8に公表された日本創成会議・人口減少問題分科会の「ストップ少子化・地方元気戦略」です。

★日本創成会議のサイト

人口減少を楽観的に考えてはいけませんが悲観しすぎるのも無益。正確かつ冷静に現状を認識する必要があると指摘しています。提言の3本柱を「ストップ少子化戦略」、「地方元気戦略」、「女性・人材活躍戦略」とし、今後20年程度を視野に置いたプランの設計を提案しています。

全く同感です。私は常に20年30年先をイメージしています(だから「行財政改革」なんです)。

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続いては、5/15公表の内閣府の経済財政諮問会議の専門調査会である「選択する未来」委員会の「中間整理」。

★「選択する未来」委員会

「人口急減・超高齢社会を超えて、日本発成長・発展モデルを構築」とのサブタイトルがついたこの提言。「50年後も1億人を維持」とのマスコミ報道がありましたが、「未来は変えられる」との強いメッセージを発信しています。最終報告は今年度内に出される予定です。

両方の提言に関わっているのが増田寛也 元総務大臣(元岩手県知事)。先日、県の「行政経営研究会」でも講演してくださいましたが、現実を見すえて、将来に備える必要があります。

★行政経営研究会(H26.4.24のブログ)

★国土のグランドデザイン(H26.4.25のブログ)

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