船橋オート廃止

船橋オートが来年度末をもって廃止されるとのことです。

★船橋オートレース事業について(PDF)(船橋市のサイト)

競馬や競輪、競艇に比べて、全国に6場(浜松・船橋・川口・伊勢崎・山陽・飯塚)と少ないオートレース場がさらに減るということは、オートレース全体の存続危機といえるでしょう。

私は議員になる前、「浜松市オートレース事業検討委員会」の委員をやりました。これは「浜松オート」の存廃について、平成17(2005)年度に議論したものです。

当時から浜松をはじめほとんどのオートレース場は赤字でした。「1場でも廃止されたら事業全体に影響する」と言われ、存続要望の声を関係者などからいただきましたが、委員会としては「廃止が適当」「経過措置として数年」との答申を出しました。

★過去のブログ記事(H18.11.17 議員になる前)

その後、“包括的民間委託”という手法で今に生きながらえていますが、今後のレース場の改修や耐震などを考えると、今回の船橋オートの影響は避けられないでしょうね。

今後、浜松市がどう出るか。県政には直接関係はありませんが、当時、議論にかかわった者の一人として注目していきます。

なお、当時の「浜松市オートレース事業検討委員会」の資料は、答申や議事録などまったく消されています。あらためて見直す必要があると思います。

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