浜松市議会議員　田口　章　メールマガジン　＜第33号＞

 

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　新年おめでとうございます。浜松市議会議員の田口 章 です。

　2009年の漢字は「新」でした。政権交代など「新」の息吹を感じること

もありましたが、景気や社会環境はまだまだ厳しい状況が続いています。

　さて今年の漢字が何になるかはともかく、こうした環境の中で、大切な

のは「人」あるいは「民」ではないでしょうか。

　楽観的な予想はまったくできない年頭ですが、みんなで力を合わせて、

反転攻勢につなげられる年にしたいものですね。

　今月号は、今年の浜松市のトピックスをお知らせします。

 

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【これは無料のメールマガジンです】

　このメールはこれまでにいただいた名刺などに書かれていたアドレスに

送らせていただいています。毎月１回、メルマガで活動報告をしていきたい

と考えています。お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知

らせください。よろしくお願いいたします。

 

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◎目次

 

１．「民」の力で元気な浜松を（新年のごあいさつ）

 

２．ピックアップ　平成22年の浜松

 

３．最近のブログから　　「寅年の夜明け」（1/1）

 

４．活動日程

 

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１．「民」の力で元気な浜松を（新年のごあいさつ）

 

　新年おめでとうございます。浜松市議会議員の田口 章 です。

　旧年中は大変お世話になりました。本年も変わらぬご支援をよろ

しくお願い申しあげます。

 

　2009年の漢字は「新」でした。

　政権交代など「新」の息吹を感じることもありましたが、景気や社会

環境はまだまだ厳しい状況が続いています。

　今年の漢字が何になるかはともかく、こうした環境の中で、大切なの

は「民」あるいは「人」ではないでしょうか

　今年も楽観的な予想はまったくできない中ですが、みんなで力を

合わせて、元気な浜松を創っていきたいものです。

 

　さて、昨年は国政では「政権交代」という大きな変革がありました。

これを機に社会の変化に対応できる政治システムを再構築すべき

ですが、その後の３ヵ月余を見てもわかるとおり、これまで続けてきた

ことを新たに変えていくというのは、本当に大変なことで大きなパワー

がいることがわかります。

 

　地方に目を向けますと、少子高齢化はますます進み、さらに生活

保護世帯が増えるなど社会保障給付の増大は不可避の状態です。

　また、浜松市を中心とする遠州から東三河にかけては、一昨年後

半から、大変厳しい経済環境が続き、浜松市では、平成20年度

1369億円だった市税収入が、21年度約100億円、22年度もさらに

約100億円の減収見込みとなっており、一層の行財政改革は不可

欠です。

　こうした厳しい状況の中、私たちはどう取り組んでいくべきでしょうか。

 

★キーワードは「パラダイム・チェンジ」

 

　「パラダイム・チェンジ（Paradigm Change）」は、もう10年ほど前に

なるでしょうか、経済産業大臣の直嶋正行参議院議員が使っていた

言葉です。

　厳密な言葉の定義はないようですが「発想や立ち位置を根底から

変える」というようなイメージと思います。

 

　今年はトラ年。私は「年男」となります。トラのように勇猛果敢に

行動するとともに、「パラダイム・チェンジ」を常に意識し、この1年、

取り組んでいきたいと思います。

 

　今年もよろしくお願いします。

 

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２．ピックアップ　平成22年の浜松

 

　昨年は86万人を集めた「浜名湖立体花博（モザイカルチャー2009）」

や「トビオ（新水泳場）」の完成と「全日本水泳選手権」の開催、また県

内全域で開催された「国民文化祭」などビッグイベントが相次いだ年でし

た。

　平成22年は、残念ながら、昨年のような大きなイベントはありません。

そこで、個人的に関心の高いいくつかの話題をピックアップしました。

　行政のビッグイベントはありませんが、そんな時こそ冒頭に書いた「民」の

力が大切。行政任せでなく、みんなで協力して、地域から元気な浜松を

創っていきましょう。

 

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★外国人学習支援センター開設

 

 

 

 

 

　今月18日、多文化共生のリーディング都市の象徴的事業として、旧雄

踏町役場を改修して「浜松市外国人学習支援センター」を開設します。

　2階には、各種学校の認可を得ている「ムンド・デ・アレグリア学校」が移

転されます。

　外国人の自立を支援するためには、大人・子どもを問わず、日本語教

育を十分に行い、少なくとも日常生活に困らないレベルにする必要があり

ます。行政としてしっかりと支援していく考えです。

　一方、多文化共生には「法律の壁」「言葉の壁」「心の壁」の3つの壁が

あるといいます。

　このうち「心の壁」の解消は、私たち誰にでもできること。みなさんもちょっ

と意識してみてくださいね。

 

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★西区まつり（2月7日）

 

　浜名湖ガーデンパークを舞台に今年で3回目の開催となる「西区まつり」。

昨年は、多くの来場者にお越しいただき、志都呂町までつながる大渋滞

となりました（私も開会式に遅刻してしまいました）。

　今年は「雪あそび」は無いようですが、西区のおいしい海の幸がいっぱい

あります。時間に余裕を持って楽しんでくださいね。

 

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★ものづくり伝承館　オープン（4月予定）

 

　4月1日、天竜区二俣に「本田宗一郎記念ものづくり伝承館」がオープン

する予定です。

　旧二俣町役場を改修して作られますが、この建物は、昭和11年に作ら

れた国の登録有形文化財で昭和11年に造られた見事なモノです。

　本田宗一郎さんの遺品やさまざまなモノづくり資料も展示される予定です

ので、外も中も楽しめそうです。

 

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★35人程度学級導入

 

　今年の4月から小学校1年生に35人程度学級を導入します。

　市長マニフェストに基づき、入野小学校などで「30人学級」のモデル事業

を実施してきましたが、多方面から高評価をいただきました。

　マニフェストの「30人学級」とは少し異なりますが、内容的には評価できる

と思います。

　子どもたちにとってより良い教育環境を提供できるように、私も保護者や

教師との連携も深めていきます。

 

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★市制施行99周年

 

　7月1日は市制記念日。今年は99回目となります。

　すなわち浜松市は「平成23年」に市制施行100周年を迎えるということ。

今年はその前年にあたりますので、100周年に向けての準備が進む予定です。

まだ周年行事等の詳しい内容は決まっていませんが、今年はこうした議論も

進む予定です。

　大きくなった「ひとつの浜松」を、市民みんなでお祝いしたいですね。

 

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★夜間救急室移設（8月頃予定）

 

　私たちの生活に欠かせない医療。特に病院が閉まっている夜間、急な

病気やケガの時に、本当に助かるのが「夜間救急室」です。現在、鴨江

にある「夜間救急室」が、この夏、伝馬町に移設される予定です。

　地元医師会の連携で運営されているこのシステム。日本でも有数の誇

れる仕組みです。感謝の念を持ってご利用願います。 

 

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★国際ユニヴァーサルデザイン会議　２０１０ inはままつ

 

　ユニバーサルデザイン（以下ＵＤ）は、すべての人にやさしいデザインや製品

などのことを言います。

　バリアフリーは、バリア（障壁・障害）を無くすことですが、さらに一歩進めた

考え方です。

　浜松市は、他市に先がけてＵＤ条例を制定したＵＤ先進都市です。

10月30日（土）〜11月3日（水・祝）の4日間、アクトシティ浜松をメイン会場

に、世界30カ国からのべ12000人が来浜し開催される予定です。

　浜松から世界に向けてＵＤ情報が発信できるといいですね。

 

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★その他の話題

 

〇都市と山村の交流

 

　過疎化の進む中山間地の活性化は、「ひとつの浜松」の大きな課題です。

こうした中、市では「中山間地域振興計画」を策定する予定です。

　この中で、都市部に住む市民に山村の現状を理解していただき、交流を

促進していくための事業を検討しています。

　みなさんも天竜区や北区北部の山村を訪ねてみませんか。

 

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〇ショパン生誕200周年

 

　ショパンのふるさとワルシャワ市（ポーランド）と浜松市は「音楽文化友好交

流協定」を結んでいます。

　今年は締結20周年にもあたり、交流事業が予定されています。文化の

醸成を進め、欧州の「音楽の都」に負けないまちづくりを進めたいですね。

 

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〇ゴミ袋の統一

 

　浜松市では平成20年に「一般廃棄物処理基本計画」を定め、３Ｒ（リデュ

ース＝抑制・リユース＝再使用・リサイクル＝再生利用）の取り組みを進めて

います。こうした中、4月から「ゴミ減量」を目的にゴミ袋の統一を行う予定です。

　旧浜松市エリアでは、これまでと違い、レジ袋がゴミ出しに使えなくなります。

 

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〇子育て支援施設の再編

 

　現在、市内115ヵ所ある子育て支援施設の、将来的な再編を検討して

います。この中で、現在26館ある「なかよし館」を15館にし、閉館した11館

をニーズの大きい「放課後児童会」に活用することが検討されています。

　今年は地元ニーズの把握を行う予定ですので、市民ニーズに合った子育

て支援制度となるよう、意見反映に務めます。

 

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〇小中学生通院医療費助成

 

　市長マニフェストの目玉事業のひとつ。

　“入院”医療費の助成はすでに20年度からスタートしていますが、通院に

ついても4月から導入することを検討しています。

　平成22年度予算の審議がまもなく始まりますが、その中でも注目される

ポイントではないでしょうか。

　子どもたちの安全と急なケガや病気による子育て世代の負担軽減をめざ

し、「こども第一主義」を進めていきたいと思います。

 

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３．最近のブログから　　「寅年の夜明け」（1/1）

 

 

 

 

 

 

　珍しく雪の舞う元旦の朝でした。少し心配しましたが、今年も佐鳴湖の

向こうの雲間から初日の出を拝むことができました。

　夜明け前から、剣道愛好家のみなさんの初稽古にお邪魔しましたが、寒い

中、素足で、気合を込めて竹刀を振っているのが印象的でした。

　小さな子どもたちはあまりの冷たさ（寒さ）に、思わず泣き出す子もいましたが、

中学生たちはホントに元気ですね。その気持ち、見習いたいものです。

　「1年の計は元旦にあり」。しっかり目標を定めてガンバります。

 

 

 

 

 

 

　続いてサッカーの初蹴りに。

　長男、二男が以前所属していた「さなるスポーツ少年団サッカー部」の子ども

たちや、地域の「父親サッカー」のみなさんが集まる恒例行事です。

　今年はワールドカップもありますので、またサッカー熱が高まりそうですね。

　ところで「さなる少年団」の団旗には「虎」の絵が描かれています。最近はユニ

フォームの色が変わりましたが、ウチの子どもの頃は、黄色のシャツに黒のパンツ

で、まさにタイガーカラーでした。

　今年度は、6年と4年が県大会出場するなど、最近、メキメキと力をつけてき

ました。県大会出場は、ウチの長男が6年のとき以来なので4年ぶりになります。

　二男のときは、あと1勝で県大会というところまで行ったのですが涙を飲みました。

　今年度は、4年の大会はすでに終わりましたが、6年の試合はこれからです。

前回は2回戦でＰＫの末惜敗しましたが、それを上回る活躍に期待したいですね。

　あいさつでは、「今年は寅年。“さなる”の年です。昨年もすばらしい活躍でした

が、今年はさらにガンバってくださいね」とエールを送らせていただきました。