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【創ろう!元気な浜松&静岡県】            令和841

 

静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン<第180号>

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みなさま、こんにちは。静岡県議会議員の 田口 章 です。

今日から新年度スタート。いつもの交差点での街頭も新たな気持ちで行い

ました。「初心に帰る」のは大事ですね。42年前の社会人スタート時のフレッ

シュな気持ち、19年前の議員になった時の想い。任期4年目の最終年度も

これらを忘れずガンバります。

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◎目次

1.2040基本指針について

(1)人口

(2)行政

(3)産業

(4)医療

(5)介護

(6)多文化共生

2.活動日程

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1.2040基本指針について

 

私はこれまで今後の人口減少社会を見据え「バックキャスティング」による

政策立案と推進を繰り返し提言してきました。今年2月、県は「2040基本

指針」を策定し、今後、適応対策に取り組んでいくとしました。

 

内容は2040年頃の静岡県の姿を地域ごとにできるだけ具現化し、課題

を抽出するとともに、先手を打って対応していこうというものです。

 

なぜ2040年なのか…ですが、この頃に高齢化がピークを迎え、財政や

人材確保が最も厳しくなると考えられているからです。人口はその後も減り

続けますが、高齢化率は下がってくると見込まれています。

 

今回取り上げた政策テーマは12項目。①行政、②産業、③医療、

④介護、⑤子育て、⑥教育、 ⑦施設、⑧インフラ、⑨交通、⑩水道、

⑪防災、⑫多文化共生です。

 

今月号はソフト施策を中心に下記6点について特徴を簡単に報告させ

ていただきます。

 

下記のリンク先に概要と全体版が紹介されています。ぜひご覧ください。

★2040基本指針(県のサイト)

 

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(1)人口

2040年の県の総人口は312万人と見込まれています。

県人口は2007年の379万人をピークに減少しています。2025

までの18年間で28万人減少し351万人となっていますが、今後15

年間で約40万人減少する見込みです。人口減少のペースはこれまで

以上に加速します。 

年代別にみると、生産年齢が大きく減少し、高齢者が増加します。

よって医療・介護等の社会保障制度が増加し、労働力が不足します。

 

〇年齢層別人口推移

2025年   ⇒  2040

年少(014)      38万人  ⇒  31万人 ↘

生産年齢(1564) 202万人 ⇒ 165万人 ↘

高齢者(65歳~)    111万人 ⇒ 116万人 ↗

 

地域別・年齢別将来推計人口は下記のとおりです。

 

〇伊豆半島

2025 21.8万人(0147.3%156448.1%65歳~44.6%)

2040 17.1万人(0146.4%156441.5%65歳~52.1%)

 

〇東部地域

2025 90.0万人(01410.8%156458.4%65歳~30.9%)

2040 79.3万人(014歳 9.6%1564:52.9%65歳~37.5%)

 

〇中部地域

2025 110.9万人(01410.7%156457.5%65歳~31.8%)

2040   98.0万人(014  9.8%156453.1%65歳~37.1%)

 

〇西部地域

2025 128.3万人(01411.9%156458.4%65歳~29.6%)

2040 117.1万人(01410.7%156454.3%65歳~35.0%)

 

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(2)行政

生産年齢人口の減少等により、県職員の人材確保が困難になると

考えられます。このため県は3月、定員適正化計画を策定しました。

 

2025年 ⇒  2040

知事部局    6,053人  ⇒  5,453人 (▲ 600人)

教育委員会  19,347 人 ⇒  15,347人 (▲4,000人)

 

職員数が減っても、人口当たりの職員数は変わらず、行政サービス

の水準は維持するとしています。

 

教育委員会の人数は公立の小中高の先生が主ですが、この数字

には政令市の小中学校の先生は含まれていません。教員の減少数

が大きくなっていますが、こどもが減るため、教員一人当たりの児童・

生徒数はほとんど変わらない見込みです。

 

県は定員適正化を進めるため、下記に取り組むとしています。

①業務量の削減

徹底的な事業の見直し

②行政の生産性向上

デジタル技術を活用した業務効率化

官民連携の推進

職員のモチベーション向上

③組織運営体制の再構築

〈知事部局〉

本庁組織体制の見直し

出先機関の見直し

民間活力の導入

〈教育委員会〉

学校再編、総務事務の集中化

 

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(3)産業

2040年、就業者数は約2割減少します。若・中年労働者は減少、

高齢層は横バイとなりそうです。産業別では一次産業の就業者の

減少幅が大きく、約4割減る見込みとなっています。

 

〇年齢別就業者数

2022 195.5万人(153442.93564122.565歳~30.1)

2040 158.5万人(153434.93564歳 94.065歳~29.6)

 

〇産業別就業者数 2022年 ⇒ 2040

一次産業    5.7万人 ⇒   3.6万人

二次産業   63.9万人 ⇒  46.7万人 

三次産業   125.8万人 ⇒ 108.3万人

 

深刻な労働者不足に対応するため、産業を問わずDXを活用した

労働生産性の向上が不可欠となります。また産業構造転換に対応

できる人材育成のためリスキリングなどに取り組む人や企業を支援

する必要があります。

 

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(4)医療

入院の医療需要は、2035年頃にピークを迎え、その後減少する

見込みです。一方、外来の医療需要は減少し続けます。

 

1日当たり医療需要推計

  2025年  ⇒  2035年  ⇒  2040

入院    29,400人  ⇒ 31,000人  ⇒  30,700

外来    169,800人  ⇒ 163,000人 ⇒  159,100

 

高齢者の医療需要は2040年頃がピークとなる見込みです。

高齢化の進展に伴い在宅医療の需要が増加します。患者数の減少

により、医療機関の経営環境が厳しくなることが見込まれます。

 

医療提供体制の地域差が拡大すると見込まれるため、長期的施策

の方向性としては、医療資源(病院・人材)を減少に合わせて再編し、

病院の機能分化と連携強化、診療所や医師の偏在是正などが必要と

なります。

 

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(5)介護

介護需要は今より約1割増加し、2035年をピークに高止まりします。

2030年から介護人材の供給が減少し、人材不足は現在の約2千人

から約1万人に拡大します。介護人材不足は相当深刻です。

 

〇介護需要の将来推計 

2026年  44.2万人(A 26.9B 2.7C 3.3D 11.2

2035年  48.0万人(A 29.0B 3.0C 3.7D 12.3

2040年  48.0万人(A 28.9B 3.0C 3.8D 12.2

A 居宅(訪問介護等)、B 地域(地域密着型サービス等)、

C 施設(介護老人福祉施設等)、D 予防(介護予防支援)

 

深刻な介護人材不足への対応として介護ロボットの導入やICT機器

の導入による生産性向上を進めるとともに、介護人材の確保に向け

最大限努力する必要があります。外国人介護人材の受け入れ拡大や

環境整備も必要となります。

 

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(6)多文化共生

 

外国人は増加傾向にあり、入管法改正等に伴い今後も増加が見込

まれます。静岡県の在留外国人は現在の約13万人から約21.3万人

に増えると見込まれ、人口に占める割合は現在の約3.7%から約6.8

になると見込まれています。

 

2024年末国籍別外国人数(静岡県)

 

国籍

人数

1

ブラジル

32,151

2

フィリピン

20,737

3

ベトナム

20,277

4

中国

10,555

5

インドネシア

7,356

6

ネパール

5,944

7

ペルー

4,805

8

ミャンマー

4,546

 

外国人労働者やこどもの増加、地域コミュニティへの外国人の参画

など社会構造の変化が予想されます。

日本語習得機会の増、多言語相談対応など行政支援に加え、相互

交流を深めインターカルチュラル社会の実現に取り組みます。

 

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この他の政策項目(子育て・教育・施設・インフラ・交通・水道・防災)

は、ぜひ県のサイトをご覧ください。

県サイトには、すでに人口が顕著に減っている市町のヒアリングや、

若手職員による意見交換会の意見も掲載されています。

2040年に県行政の中心となる若者に、“自分事”として考えてほしい

ですね。

★2040基本指針(県のサイト・再掲)

 

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2.活動日程 

○3月の主な活動

01() 消防団訓練、佐鳴湖クリーン作戦

02() 本会議

03() 本会議

05() 総務委員会

06() 総務委員会

08() 自治連会議

13() 議会運営委員会

14() さなるスポーツ少年団サッカー部卒団式

15() 浜響第100回定期演奏会(「第九」歌いました)

16() 本会議(2月定例会閉会)

17() SBSウェルビーイングセミナー(Web

18() 中学校卒業式、同友会経済サミット

21() 入野地区コミュニティ協議会、自治連期末総会

22() 自治会総会、入野地区社協30周年記念式典

23() FM県政報告

26() 東京視察(CIC東京、高輪ゲートウェイシティLiSH

28() (社福)理事会、さなるスポーツ少年団50周年記念式典

29() 自治会総会

30() AOI-PARC(先端農業研究施設)視察

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○4月の主な予定

03() 会派総会

05() 自治会総会、凧会所開き

06() 交通安全街頭広報

07() 浜松特別支援学校江之島分校入学式

08() 自治連会議

09() 中学校入学式

10() 議会運営委員会、会派総会

19() 自治会総会、さなるスポーツ少年団サッカー部総会

20() 入野地区青少年健全育成会常任委員会

22() 連合意見交換会

25() スズキ労連研修会

26() 浜松地区メーデー

27() FM県政報告

28() 入野中学校運営協議会

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