都市成長境界線(ポートランド視察報告8)

2017/05/31 活動記録 by admin

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5/12(金)は ポートランド市郊外のトラウトデール市にあるサンディリバーの都市成長境界線付近の様子を視察しました。

都市成長境界線( UGB = Urban Growth Boundary Line area)はポートランド周辺の都市開発に大きな影響を与えており、環境や景観の保全、さらに農業などの保護にも役立っているそうです。

写真ではよくわからないかもしれませんが、河川の右側は建築OK、左側はNGとなっています。

日本の市街化調整区域に似た制度に感じますが、日本よりも規制が厳しいとのこと。

UGBはポートランド市周辺の多くの地域(3郡25市)にまたがることから「メトロ政府」という広域自治体を設置して管理しています。

「メトロ政府」については興味があったのですが、今回詳しい説明を聞くことはできませんでした。広域行政として公共交通の管理運営も行っているとのことで、まちづくりに大きな役割を果たしているようです。

この日はこのほかに、1930年代のニューディール政策の時にダムや施設等の開発が進められた地域を訪問しました。

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中でもルーズベルト大統領が地場の産業技術や先住民族の生活文化を活かして建設した巨大な山荘「ティンバーラインロッジ(Timberline Lodge)」は、富士山に似た山体の「フッド山」の観光拠点として現在も活用されていました。

歴史は1日にしてならず。今年完成予定の富士山世界遺産センターも長く住民に愛される施設として育てていかないといけませんね。


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