平成24年度 静岡県の財務諸表
平成24年度 静岡県の財務諸表が公表されました。
まだ十分見ることができませんが、いくつかの特徴があります。
普通会計の貸借対照表では、地価の変動を適切に反映させるため、土地の評価額を見直し、「有形固定資産」が△1792億円となっています。
純資産のうち「財源」の赤字(△)が、前年比で938億円拡大しています。私はコレを“将来の税金の先食い(=こどもへのツケ)”だと考えています(個人の意見ですが「臨時財政対策債」とほぼ連動します)。
同じく行政コスト計算書の前年比較では「減価償却費」、「公債費(借金返済)」、「補助金等移転支出」が増えています。「公債費」は増える一方です。「補助金等移転支出」は市町や団体への補助金や交付金などですが、一層の選択と集中が求められます。