企画文化観光委員会②

金曜日に続いての常任委員会。今日は「文化・観光部」の審議でした。

今日も新・基本計画の目標設定について質しました。文化・観光部の目標にはあいまいなものが多いように感じました。

「文化」は定量的な評価が難しいのですが、ベンチマークを適切に設定すれば決してできないわけではありません。またそうしないと“目標管理”につながりません。今後の検討に期待したいと思います。

また「富士山静岡空港」についていくつか質問しました。富士山静岡空港は、施設管理は「交通基盤部」、利用促進は「文化・観光部」と所管がまたがっています。

今定例会には、ターミナルビルを運営する「富士山静岡空港株式会社」に1億1千万円の出資をすることと、22億1千万円を投じてターミナルビルを県有化することが提案されていますが、これらは「交通基盤部」の所管事項で、当委員会には付託されていません。

しかし来年度からの新たな経営体制に向けて重要な議案ですので、所管の範囲内で質問しました。

まずは県の体制の一元化です。4月以降、空港経営体制が「上下分離」から「上下一体化」されますので、県の体制も一元化すべきと考えます。この点については、明確な答弁はなかったものの、前向きな姿勢と受け止めました。

「富士山世界遺産登録」や「2020東京オリンピック・パラリンピック」、さらに「空港新駅」が話題に上り、利活用促進が期待される富士山静岡空港ですが、さらなる経営健全化に向けてチェックしていきます。

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