歴史は鑑なり
初めて選挙に出るときにとてもお世話になった方が、この春、亡くなられました。
故人を偲ぶ有志の会が東京で開催されたので参加してきました。
台風の影響で来ることができなかったメンバーもいましたが、全国から十数人が集まり、故人をしのぶとともに、志を新たにしてきました。
故人が最後に記した言葉を二つ。
「身の死するを恨まず ただただ心の死するを恨む」
これは大塩平八郎の言葉だそうです。「死んでも志を失うな」ということでしょうが、故人もまさに身を以て実践された方でした。
最近の風潮、「身を惜しみ、志をおろそかにする人が増えてきた」の反面教師といえます。
「咲いて散るのが桜の花で 散りて咲くのが人の華」
出典は不明です。武士道のような気もしますが、故人の志は多くの地方政治家の心に息づいています。
帰路、故人の最後の著作となった「歴史は鑑なり」をいただきました。
今は “乱世”。 だからこそ歴史に学ぶことが大切です。