広域連携の現場から

昨日までの委員会視察に続き、ひとりで行政の広域連携について視察調査を続けています。

今日の午前中は倉敷市を訪問。
ここは今年4月から7市3町による「高梁川流域連携中枢都市圏」の連携協約をスタートしています。

構想や具体的な事業、策定ステップなどのお話をうかがいました。

当初80件ほどの事業について検討したそうですが、48事業でスタートしたとのこと。

さらに最近では、経済団体などからなるグループが、新たな事業提案を出してきたようです。

市町単独ではなかなかできないことも、お互いが協力することで可能になる、これが広域連携のイイところですね。

おカネも人もほとんど倉敷市持ちのようで頭が下がります。地域活性化につなげて欲しいものです。

午後からは鳥取県庁へ。
ここでは7月から、全国初となる県と3町による垂直補完型の連携協約がスタートしました。

県西部の日野郡3町と鳥取県の間では従来から「法定協議会」が設置されており、制度が新設されたことから、何かとメリットの多い連携協約を導入したとのこと。

これまでの法定協議会の事務だけでなく、かなり幅広に議論出きるように協約が締結されていました。

聞けば鳥取県では広域連携が進んでおり、広域連合や一部事務組合などもいくつか設置されているようです。

人口減少に対する危機意識の高さを感じました。

静岡県の最適化をめざしてさらに勉強します。
明日は福山市に行く予定です。

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