売れるか?温泉宿泊施設
静岡県ではファシリティマネジメントの取り組みが進んでいますが、珍しい(?)県有施設が売りに出されました。
伊豆の国市にある「寿荘」。客室数27、宿泊定員118人の“老人休養ホーム”で50年ほど前に整備されました。
その後、増築や全面改築を経て運営されていましたが、平成26年3月に営業を終了し、このほど一般競争入札により売却されることになりました。
このように高度成長期に妥当とされた施策であっても、社会環境の変化とともに行政としての役割を終えたものは、速やかに見直していかないといけません。
今回の物件も、休館は1年9か月前ですから、もっと早く売却対応できなかったのかな…と思ってしまいます。このあたりは県の手続きなどを調べてみます。
「選択と集中」と言われて久しいですが、まだまだ行政はスピードに欠けています。
ファシリティマネジメントの推進を応援しつつ、ちょっと厳しめのコメントで、今年初の記事とします。今年も行財政改革にビシビシ取り組みます。
【写真は元旦の自主防災隊による消防出初式。“希望の虹”になるといいなぁ…】