2月定例会スタート
2月定例会が始まりました。
一般会計1兆2410億円の平成28年度予算案をはじめ補正予算など、話題てんこ盛りの議会になりそうです。
一般会計の県債残高は戦後初めて減少(▲18億円)する見込みです(まだ2兆7217億円ありますが…)。
特別会計と企業会計を含めた県全体の総県債残高も177億円減少の見込みです(残高2兆8687億円)。
今年度40億円発行する予定の退職手当債の発行も止めました。
県は市町村に比べ地方交付税に対する臨財債の発行比率が大きいので、財政収支の黒字化はなかなかたいへんです。
そんな中ですが、健全化に向けて一歩前進しました。財政当局のご努力を高く評価します。
一方、インフラ更新など必要な投資を先送りすることはできません。増え続ける社会保障費用に加え、老朽更新や必要な先行投資を行った上で、いろんな手法を使って財政健全化につなげることが必要です。
今回、予算編成方針で「仕事をやめる」ことを打ち出したものの、業務のスクラップは十分できなかったとのことでした。それでは職員さん、ますます忙しくなるばかり・・・。
今議会の予算審査は当然しっかりチェックしますが、来年度に向けて、先日の研修を活かして“ビルド&スクラップ”の精神で、決算審査や所管事務調査で事業のチェックしていきます。