6月定例会スタート
静岡県議会6月定例会がスタートしました。7/19までの27日間開催される予定です。知事提出議案は補正予算や条例制定など計13件。報告事項10件となっています。
補正予算というのは、3月に策定した当初予算で計上できなかったもので、3月以降の社会情勢の変化等により、予算が必要となった事業について提案するものです。
6月補正予算の総額は6億2700万円。当初予算は1兆2409億円に比べると額は小さいですが事業の必要性などを議会で議論します。
たとえば、今回の補正予算では4月に起きた熊本地震を受けて、被災地への県職員の派遣や被災地児童の短期受け入れを行う予算などが提案されています。
また土砂の堆積により船舶の運航に支障をきたしている御前崎港の浚渫、およびそれを踏まえた港湾の緊急点検なども提案されています。
詳しくは県のHPで公表していますので、関心のある方はご覧ください。
また新しく提案された「静岡県地方活力向上地域における県税の特例に関する条例」は、企業誘致を推進するために税制優遇策を導入するものです。
首都圏から本社機能や研究開発拠点を静岡県に移転する企業に対し、事業税や不動産取得税といった県税の減免を行い、積極的に誘致活動を進めようというものです。
来週は月曜日から木曜日まで毎日本会議が行われます。
最近は政治とカネの話ばかりが話題になりますが、本来の政策議論に注目してください。