最近の県営住宅
企画くらし環境委員会 県内視察のラストは、静岡市葵区にある県営住宅東部団地。民間活力を活かし整備した、花と緑あふれる県営団地です。
平成22年度から再整備計画を進め、今年3月に完成しました。
建て替え・リモデル・居住改善の3手法を用い、再生前の450戸を333戸に削減しています。
コスト削減効果は1億32百万円に加え、入札差金も7億円ほど出ているとのこと。さらに県営住宅とは思えない色彩や空間の使い方など民間のノウハウが活かされています。
県は今年度、「住生活基本計画」を策定し、同時に「県営住宅再生整備計画」の見直しを行います。
他の先行事例では、さらなる民間活力の導入や、高齢者施設や保育施設などを併設した複合施設の整備なども進んでいます。
今年度は人口減少時代に合った今後の公営住宅整備のあり方を検討していきます。