県内視察1(焼津市の指定管理)
8/23-25に、慶應義塾全国議員連盟のメンバー約10人を静岡県にお招きし、研修会を開催しました(私は副会長をやっています)。
参加者は、北は北海道根室市から西は徳島市まで、視察テーマの「官民連携と防災対策」に関心ある議員が集まりました。
最初の視察先は焼津市。「アクアスやいづ」という施設の指定管理者制度について過去からの経過を聞きました。
市の担当者にとっては話しにくいことだったかもしれませんが、ここは施設建設当初の収支見込みが甘く、指定管理者の第3セクターが3年目で“バンザイ”してしまったケースです。
現在は山梨県の本社がある民間企業が運営しており、一定の成果が出ているようです。
今後の行政経営に官民連携は不可欠ですが、施設の必要性や役割を明確にし、中期的な経営試算がしっかりしていないと大変なことになる・・・という事例です。
なお合わせて、焼津市の大きな特徴である「ふるさと納税」と「魚がしシャツ」についても簡単に説明していただきました。全国第2位の納税額と特徴あるクールビズファッションに参加者は驚いていた様子でした。