12月定例会閉会
12月定例会が閉会しました。知事提出36議案はすべて可決成立、議員発議による2つの条例も全会派一致で成立しました。また意見書6本を提出することになりました。
★意見書(静岡県議会のサイト)
今回のトピックスは条例制定です。
知事提出条例案では、「静岡県中小企業・小規模企業振興基本条例」、「小中学校の児童生徒の静岡茶の愛飲の促進に関する条例」の2つが新たに制定されました。地域経済を支える中小企業を支えること、および静岡茶を小中学校で愛飲しようというものです。
議員発議では、私たちふじのくに県民クラブが原案を提出して進めてきた「子どもいじめ防止条例」と他会派提出の「みんなで取り組む健康長寿条例」、この2つの条例が全会派一致で成立しました。
静岡県議会では最近では平成26年に3つ制定し、これまでに計9つの条例を制定しています。今回10-11本目の議員提案条例の成立となりました。
「子どもいじめ防止条例」のポイントは、一言でいえば「社会総がかりでのいじめ防止」。
「ふじのくにカフェ」で若い皆さんからもらった意見の中に、「毎日会っているとわかりにくいことも、たまに塾やスポーツクラブなどで会うと、アレ?って気がつくことがある」という意見がありました。
この条例では、地域における県民の役割として、子どもの見守りや、いじめに遭わない環境づくりへの協力をお願いし、いじめを発見した時や、おかしい・・・と感じたときには、県や市町、学校などの関係者に伝えくださいとお願いしています。
またこれからは、いじめ問題に関する県民のみなさんの理解を深めて、多くの県民にいじめ防止に参加してもらおうということも書き込んでいます。
今後、県民のみなさまのところにも案内されると思いますので、積極的に、いじめ防止活動に参加してください。
★静岡県子どもいじめ防止条例(PDF)
写真は「企画くらし環境委員会 委員長報告」に登壇した時のモノ。