静岡県・浙江省環境フォーラム
4月からの組織改編により新たに設置された「危機管理・くらし環境委員会」の委員長として、浙江省訪問団をお迎えしての「環境フォーラム」に参加しました。
フォーラムでは浙江省の状況報告と県内企業の取組紹介がありました。
県内企業からは、「バーチャルパワープラント(最新のIoT技術を活用した新たな電力需給システム)」や「廃棄物を利用したバイオマス発電システム」など先進的な取組が紹介されました。
浙江省からは、官民の努力でかなり改善されている事例があったほか、スマホアプリを活用した河川環境改善の取り組みなど日本より進んだ取り組みが紹介されました。またバイオマス発電にも取り組んでいる事例が報告されました。
5年前訪問した際には、中国では大気や水質など環境対策が求められており、環境産業の参入余地は大きいと感じました。
今でも日本の環境技術を生かした支援は可能でしょうが、報告を聞く限りではかなり取組が進んできており、レベルの高い支援が求められると感じました(専門家ではないのでこのあたりは詳しい人にあらためて確認したいと思います)。
一方で、日本の「ゴミ分別」を参考にしたいとの声がありました。特にこれを進めるにあたって「住民参加のしくみづくり」が課題とも。ベトナムでもこうした話を聞いたことがありますが、こうした地道な取り組みが大事なんですね~。