「子どもいじめ防止条例」を実践段階に
昨年12月に制定した「静岡県子どもいじめ防止条例」。
やっとパンフレットができました(写真は表紙)。
★表紙(PDF)
★中面(PDF)
★裏表紙(PDF)
小学校低学年向けにはもっとわかりやすいモノを用意するとのことですが、これを使って実践していきたいですね。
今日は入野地区社会福祉協議会の関係者で「地域子育てネットワーク会議」を開催。
県教委と市教委の担当者にもお越しいただき、“社会総がかり”のいじめ防止のために地域社会は何をやっていけばよいかという観点で意見交換しました。
まず大切なのは「家庭」。
親子の対話の大切さを指摘する意見や、そのために地域やPTAがやるべきことについても意見が出されました。
次に「地域社会」の役割。
まずは「見守り・声掛け・あいさつ」。多くの大人が子どもを見ることが大切との声。
社協をはじめ地域は、親を巻き込む場を提供し、家庭と地域とのコミュニケーションを増やそうという意見が出されました。
また保育所や放課後児童会からは学校との連携が大切との声。
「居場所」をつくってあげることも大切とも。
私からは以前「ふじのくにカフェ」で出された声として、「子ども会や少年団の指導者コーチや、塾・習い事の先生たちが、子どもの変化に気をつけてやってほしい」、「学校・クラス以外のコミュニティがあればよい」などお話させていただきました。
いじめの認知件数が増えるのは悪いことではありません。深刻ないじめになる前に防止する、あるいは早期発見することが大事です。
さあ、県内各地で、一歩ずつ踏み出していきましょう。