手話言語条例

2月定例会が閉会しました。平成30年度からスタートする新しい総合計画を推進するための予算や条例等88議案はすべて可決成立しました。

知事提出議案のほか、議員発議で「手話言語条例」を可決成立しました。聴覚障がい者にとっての言語、それは手話です。手話は音声によらない目で見る“視覚言語”であり、聴覚障がい者だけでなく、聴覚障がい者以外の人との意思疎通を図るための大切な“ことば”です。

この条例の制定で手話の普及を促進することにより、視覚障がい者を含む誰もが暮らしやすい社会を目指していきます。浜松市は県に先立ち条例を制定していますが、今後は県下全域で取り組みを進めていきます。

静岡県は平成11年に全国で初めてユニバーサルデザイン(UD)の理念を導入し、障がいのある人もない人も、すべての人がお互いを尊重し合い、自分らしく暮らせる社会の実現に向け取り組んできました。

大切なのは“心のUD”です。障がいの有無だけでなく、年齢や性別、国籍を問わず、誰もが安心して暮らせる静岡県を創っていきたいものです。

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