行政経営研究会の成果
国-都道府県-市町村と三層構造になっている政治システムの中、県の役割は何か…は大きなテーマです。
私はその一つとして「全体最適化(広域的なサービス提供体制の最適化)」があると考えます。
これは県議になって間もなく感じたことで、それぞれの市町の「部分最適」でなく、広域調整によりさらにサービス向上やコスト削減効果を発揮すべきだと考えています。
また会派として、国内でも初めてといわれる「権限移譲の実態調査」を行い、全体最適化を進めてきました。
★権限移譲に関する提言(H26.12ブログ)
その中で、行政の対応として注目してきたのが、この「行政経営研究会」です。
H26年度、県は市町との連携により住民のために最適な行政経営を展開するため、共通して抱える行政課題の解決に向けて取り組む実践的な組織として「行政経営研究会」を設置しました。
今回、これまで4年間の取組成果を取りまとめ公表しました。
35市町それぞれに温度差がありなかなか成果が見えにくいですが、将来の人口減少や財政負担を考えれば、いずれはすべての自治体が理解してくれると思っています。
今が良ければ…ではダメ。次世代の幸せを考えることが政治の役割です。