自動運転実証実験
昨日、静岡県がエコパ周辺で行っている自動運転実証実験に行きました。
日によって実験車両が異なっており、今日は自動運転レベル4のバスは車庫でお休み。
トヨタ・エスティマをベースとしたアイサンテクノロジー(株)のレベル3車輌に乗せていただきました。
ちなみに自動運転レベルは、運転者が全ての運転操作を実施する「レベル0」から、前後・左右いずれかの運転操作の一部をシステムが行う「レベル1」、前後・左右両方の運転操作の一部を行う「レベル2」、緊急時に運転者が操作を行う必要がありますが限定された条件でシステムが全ての運転を行う「レベル3」とあり、さらに運転者が不要となるレベル4(高度運転自動化)、レベル5(完全運転自動化)となります。
運転の主体者は、レベル2までは運転者、レベル4からはシステムとなり、レベル3がちょうどその中間となります。
今回乗車したレベル3車両は、時速約40km/hで一般公道を走行、エコパから愛野駅までを往復してもらいました。
ドライバーは乗っていましたが、この間、一度もハンドルやブレーキ操作はしておらず、緊急対応が無ければ十分公道走行可能なレベルにあることがわかりました。
信号が青から赤に変わるシーンに期待していたのですが、タイミングが合わず残念ながらありませんでした。
また途中で歩道を走り回っている小学生の集団とすれ違いましたが、急な飛び出しもなく全く不安なし。
路肩に停車中のクルマがあり、前車が対向車とすれ違えず停車した時も、前車に追従してスムーズに停車。
交差点を過ぎた後、対向右折車線にバスがいた際、車間の狭さを認識して減速。
・・・など、不安を感じさせないドライビングでした。
技術革新、スゴイですね~。交通事故防止や過疎地域の代替公共交通など様々な可能性が感じられました。