阿波おどり(慶應議連視察④)

阿波おどりは毎年8月の期間中の観光客100万人が訪れる、誰もが知る徳島県の地域活性化の目玉です。

通年の取り組みとしては「阿波おどり会館」を運営し、観光客へPRしており、参加体験型メニューの提供を推進、香港台湾からのインバウンド観光客も多いとのこと。また伝統文化の側面からは、将来の担い手育成のため小学校等で阿波おどり育成出前講座を実施しているとのこと。

昨年、運営面の課題が露呈し話題になりましたが、今年度は実施主体を徳島市や商工団体など7団体からなる実行委員会とし、5年間の“包括民間委託”により実施することにしました。東京のイベント会社「キョードー東京」を中心に地元企業も参加した事業者グループが受託。受託者は固定納付金500万円×5年間+利益が出た場合20%の変動納付金を納める契約とのこと。赤字体質からの脱却を図るなど運営に工夫がみられます。

地元議員からは「ぜひ本番期間中に来てほしい」と言われました(^^;