CBLセミナー

米国オレゴン州 ポートランド州立大学(PSU)が主催するCBL(コミュニティ・ベースド・ラーニング)に関する講演会が岡山大学で行われました。来月、県議会でPSUを訪問するため予習のため参加してきました。

CBLは、大学から見れば「地域に根差した教育」ということですが、私の立場からすると「大学(教員と学生)による住民協働のまちづくり支援」です。

ポートランド市は市民主体のまちづくりが進んでおり、全米一住みやすい街と評価されています。前回、PSUのほか「ネイバーフッド アソシエーション」という住民自治組織を訪問し、まさに“自治”の原点を痛感しました。

CBLは、これらポートランドのまちづくりの実践を踏まえ、国内の大学で取り組んでいる「地域連携授業」を体系化したようなイメージです。
アプローチは若干異なりますが東北芸工大の「コミュニティ デザイン」同様、今後のまちづくりに必要な手法だと考えています。

国内でも今回主催した岡山大学のほか、広島修道大学、龍谷大学、麗澤大学、徳島大学などいくつかの地域でCBLに取り組んでいます。

大学だけでなく、行政も、住民も、この手法に学ぶべき点はとても多いと思います。静岡でやれないものか…来月の再訪でさらに考えてきます。

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