フードバンクへの支援をお願いします
「フードバンクふじのくに」を訪問。副理事長の池冨さん(県労福協理事長)にご案内していただきました。
「★フードバンクふじのくに」について詳しく知りたい方はリンク先をご覧ください。
きっかけは、先週うかがった浜松国際交流協会で「最近、フードバンクのお世話になる外国人が増えてきた」と聞いたことです。
フードバンクによると、3月以降、新型コロナウイルスの影響による支援要請が増え、4-5月の2ヵ月間で1,726件(21,071㎏)と、すでに昨年1年間(2,873件 54,000㎏)の半分程度にまで及んでいるそうです。
通常は単身世帯からの依頼が多いようですが、最近、若年層(子育て世代)が多くなっており、外国籍関連の要請も目立ってきた(約4割)とのこと。
一時は支給する食料が枯渇気味になりましたが、6月に入り、ピーク時の半分ほどに落ち着いてきたとのこと。おそらく特別定額給付金や緊急小口資金などの影響と考えられますが、こうした一時的支援が途切れるとまた要請が増えてくると見込んでいます。
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「フードバンクふじのくに」の事務所は現在2ヵ所。
今年4月に開設した「シズウエル(県総合社会福祉会館)」1階にある事務所では、家庭やスーパーなどからの “フードドライブ品” を主に扱っており、訪問時も「JA静岡市 女性部」のみなさまが多くの支援品を届けてくださいました。
以前からある静岡浅間神社門前の事務所には、企業等からのまとまった支援品やお米などが所狭しと置かれていましたが、ピーク時には空きスペースだらけだったとのこと(その時にTV取材もあったようです)。
運営はなかなかたいへんな様子でした。
作業しているのはボランティアさん。1個1500円の宅配料の捻出にも苦労しているようです(上記件数をかければ経費がわかります)。
3月下旬から「赤い羽根」の寄附金をいただいていますが、この支援も9月末まで。この状況が続くと財政的に厳しくなります。「“赤い羽根” 共同募金会」はフードバンクへの寄付を受け付けています(★こちらからどうぞ)。
また7月から、静岡市が、ふるさと納税の寄附先にフードバンクを指定できるようにするとのこと。本来であれば、全県の事業なので、静岡県がやるべきことですが、静岡市さん、ありがとうございます。
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コロナ禍で困っている人は全国にいます。フードバンクは全国にあります。それぞれの地域で活動しているフードバンクさんへのご支援をよろしくお願いします。