建設委員会の話題

5月臨時会が開催され今年度の議会人事が固まりました。

私は建設委員会に所属し副委員長を務めることになりました。建設委員会は12年目で3回目となります。常任委員会は7つあるので多い方となります(産業委員会も3回)。

建設委員会の課題は多々ありますが、まず第一は、県民の安全安心の確保(=防災減災対策)です。防災対策は「自助・共助・公助」のバランスが大切ですが、地震津波対策を始め豪雨災害対策などさまざまなハード整備や、「マイタイムライン」などソフト対策が必要です。

インフラ施設の老朽対策も急務です。愛知県の明治用水で工業用水、農業用水の取水ができなったり、和歌山で水管橋が壊れたり、各地でインフラ老朽化の弊害が起きています。これまでもさまざまな指摘をしてきましたが、エビデンスに基づきインフラ更新を進めるよう取り組みます。

ICT、ロボットの活用やデジタル化の推進も必要です。静岡県の特徴である「3次元点群データ」の活用をさらに進め、建設産業の高度化を進めます。

地域公共交通のあり方も検証します。免許証返納後の移動手段の確保が大きな課題になっています。すぐに解決できる問題ではありませんが、住民のみなさんや公共交通事業者の声を聴き、実装を進めていきます。

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浜松のみなさんにとって大きな話題は野球場でしょう。

遠州灘海浜公園(篠原地区)で検討が進められている野球場は、コロナ禍で事業の見直しをしていましたが、昨年度半ばから議論を再開しました。

ボールパークなど3つのプランに加え、客席規模を2.2万人または1.3万人規模と想定(県営球場である草薙と愛鷹と同規模)、その上で、風対策で外野スタンドを作るかどうか、また昨年度からドームも含めて検討することが示されています。

今年度、基本計画を策定することとなっており、今年中には費用対効果を検証し絞り込みを行い、年度内に基本計画を公表する見込みです。県民のみなさんの声を聴きながら、地域活性化に資する施設にしていきますので、ぜひご意見をお聞かせください。

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