野球場建設についての要望
浜松商工会議所から川勝知事および県議会議長に対し、「遠州灘海浜公園(篠原地区)への新野球場建設についての要望」が提出されました。
歴代会頭など地元経済界のみなさまが県庁にお越しになり、知事、議長への要望の後、各会派にも説明に来てくださいました。
浜松商工会議所はこれまで、平成20年5月以来、平成22年8月、平成28年10月、平成30年10月、令和2年9月と5回の要望を県に提出しています。
今回は「新野球場は浜松市の長年の悲願」であり、「地域振興の起爆剤として地域にとって千載一遇のチャンス」と、これまで以上に強い意志が伝わります。
具体的な要望内容は「プロ野球が開催できる2万2千人以上収容可能な規模」、「自然環境に左右されず、野球以外の幅広いイベント等が開催可能となる全天候型のドームタイプ」の2点です。
ドームについては、アカウミガメへの対応など自然環境への配慮としても検討されています。ふじのくに県民クラブは昨年新潟県の野球場を視察し、運営に当たっている民間事業者から「ドームにしておけばよかった」との声もいただきました。
もちろんドーム球場はその分初期投資はかかりますが、イベント開催による事業費の回収が期待できるほか、経済波及効果や民間活力の導入などさまざまなシミュレーションが必要となります。
9月定例会にはそうした数字が示される予定となっています。今後みなさんと議論を深めていきたいと考えています。