カーボンニュートラル2題(視察報告⑥)
8/9、カーボンニュートラルに関連して2か所訪問しました。
まずオイスカ浜松国際高校では、マングローブの一種メヒルギの生息現場を視察。県内では南伊豆町にも群生地があるようですが、どちらかが国内における北限生息地となります。
オイスカ高校は隣接している浜名湖で25年ほど前からメヒルギを育てているとのこと。花川河口部の浚渫土を利用した干潟に種を植えたのが始まりだそうです。最初の頃の木は3ⅿほどに育っており、さらに増やしています。亜熱帯性の植物なので冬の寒さは苦手うで土が凍ると枯れてしまうようですが、浜名湖周辺での育成は可能なようです。
生育の速さなどを考えると「早生桐」には及びませんが、浜名湖周辺を活用できる点がユニークですので、以前から記事に書いているアマモ同様、カーボンオフセットの材料として活用できないか調べてみます。
午後は「次世代自動車センター浜松」へ。望月センター長から最近の取り組みを教わりました。
センターは100年に一度と言われるCASE対応を主に設置されましたが、今年はカーボンニュートラル(CN)対応やサイバーセキュリティ対応なども含め取り組んでいます。ベンチマーク室ではテスラやVW、日産などの電気自動車の部品を分解展示しており、会員企業は自社の技術を活用できないか検討しています。
ものづくりを支える中小企業は日々新たな課題に直面しています。チャレンジする中小企業を支援していきます。