保育環境の体制整備
4、5歳児の保育士配置基準「子ども30人に対し保育士1人」は、1948年以来変わっておらず、諸外国と比較しても著しく低い。
実際の配置状況は、およそ「子ども17人程度に対し保育士1人」であり、実現には約26億円の財源が必要。
保育の質の確保に向けてどのように取り組んでいくか?
国により、大規模保育所の4、5歳児クラスで「子ども25人に対し保育士1人」になるよう人件費加算が拡充された。
1、2歳児クラスの県独自の補助と合わせ一歩前進と認識しており、引き続き国への配置基準の改善を強く働きかけていく。
キャリアアップ研修を受講した保育士に対する月額最大4万円の給与上乗せなど専門性に見合う処遇改善にも引き続き取り組む。
保育士の負担軽減については、園外活動の見守りなど保育支援者の雇い上げ助成制度を拡充するとともに、保育現場のICT化を促進し業務効率化を図っていく。