5.文化芸術の振興について

【田口】

県の文化振興基本条例は、文化を創造し、享受し、支える活動を促進し、県民が平等に参加できる環境を整備することを目指している。

そのためには「みる」「つくる」「ささえる」の三つの要素に焦点を当てることが重要。

まず、「みる」機会を広げるため、県民が様々な文化芸術に触れられるよう、公演や展示を身近に楽しめるようなアウトリーチ事業を充実させる必要がある。

次に、「つくる」機会を増やし、地域社会での文化創造と参加を支援する。

さらに、「ささえる」体制として「アーツカウンシルしずおか」による文化芸術の振興と社会との連携を推進する。

これらの取り組みは地域活性化にも貢献しているが今後どう広げていくか伺う。

【都築スポーツ・文化観光部長】

文化芸術の振興には、「みる」、「つくる」、「ささえる」の観点から取り組み、県民が文化を享受し、創造し、支援することが重要。

観賞機会の拡充や移動展示の実施を通じて、「みる」機会を全県民に提供し、障害者文化芸術部門を新設する。

また、「つくる」機会では美術展や芸術祭の開催を通じて、国籍や年齢に関わらず、多様な文化活動の場を創出する。

さらに、「ささえる」取り組みとして、アーツカウンシルしずおかが地域課題解決に貢献するアートプロジェクトを推進し、支援体制の拡充を図る。

これらにより、地域社会全体で文化に親しむ環境を整え、子どもたちの感性豊かな育成を目指す。

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