KIOKU
10月16-18日、危機管理くらし環境委員会で福岡県・熊本県・鹿児島県を視察しました。
熊本県では「熊本地震震災ミュージアムKIOKU」を訪問。ここは2016年に起きた熊本地震の記憶を伝える熊本県の拠点施設です。
震災前は東海大学農学部キャンパスとして若者が集っており、近隣の学生寮などを含め、被災された学生さんも多かったそうです。
活断層の真上の遺構を見たのは初めて。直下型地震の恐ろしさをあらためて感じ、阪神大震災のボランティアに行った約30年前の情景がまざまざと蘇りました。
熊本県は58の震災遺構をフィールドミュージアムとして遺しています。こうした施設を多くの人に見ていただきたいものです。
また東日本大震災の被災地にも多くの遺構があります。被災者のみなさまには辛い記憶でしょうが、被災地以外の方には地震への備えの必要性と被災者への強い想いを感じていただけると思います。
このほかの視察先は、①北九州市エコタウンセンター(このエリアの視察は2回目。次世代エネルギーも進めています)、②IGES北九州アーバンセンター(①の場所で三島出身の研究員によるご説明)、③くまもと型復興住宅(ご説明は熊本県庁で建築士事務所協会から)、④九州電力川内原子力発電所(東日本大震災後最初に新規制基準をクリアした原発)でした。