県内視察2(浜岡原発の防災対策)

Hamaoka

慶應議連の視察2ヵ所目は「中部電力浜岡原子力発電所」。

原子力防災の取り組みとして「巨大地震に耐える」、「津波を侵入させない」、「冷やす機能を確保」、「重大事故の発生に備える」、「総力を結集してまもる」、「新規制基準への対応」の6点について進捗状況を伺いました。

浜岡原発には年1-2回行っていますが、行くたびに工事が進捗しています。

高さ22mの防波壁はほぼ完成していました。敷地内に津波が流れ込んだ場合の「溢水防止壁」の整備もかなり進んでいました。

フィルタベントの設置も進んでいます。厚さ2mのコンクリートでできた「緊急時対策所」は外壁はほぼできており、今後、内部の整備を進めるようです。

今回は後背地の高台部は行きませんでしたが、ガスタービン発電機や貯水槽の工事も進んでいるとのこと。

また1号機2号機の廃炉作業も少しずつですが撤去作業などが進んでいました。

私以外は全員初めての訪問であり、工事の様子にみなさん驚いた様子でした。

ある人は「これでもか・・・って感じだね」との感想。参加者の原発に対する考え方は聞いていませんが、現場を知ることは判断基準の一つになると思います。