ガイアフロー視察 “グローカル”を実感
オクシズのウイスキー蒸留所「ガイアフロー」さんを訪問しました。
静岡駅から約40分ほどの静岡市葵区の中山間地にあるガイアフローさんは、2016年にこの地で事業をスタート。この秋にはいよいよ初めてのオリジナルウイスキーがリリースされるそうです。
今年初め、静岡経済研究所(SERI)のセミナーで副社長様にお会いし、ぜひ一度行きたいと思っていたのですが、コロナの影響もありこのタイミングになってしまいました。
最近「グローカル」という言葉が聞かれますが、オクシズというローカルな地で、世界を見据えたグローバルな事業を行う、ユニークな発想に感銘を受けました。
ウイスキーづくりは、水はもちろん、大麦も地元産、8つの発酵槽のうち4つは地元の杉を使っており、酵母も現在は海外のものを使っているそうですが、今後は静岡の酵母を使っていくとのこと。巨大な蒸留器の1つは地元の薪を使った直火蒸留、建屋も地元材をふんだんに使っています。
とことん地元にこだわったウイスキー。最近、秩父のモルトウイスキーが世界でも評価されているようですが、静岡オリジナルウイスキーが世界に羽ばたくなんて夢がありますよね。
ガイアフローさんに限らず、世界をめざす、こうしたグローカル企業を応援したいですね。
【写真は①社屋、②発酵槽、③直火蒸留器、④メルシャン軽井沢蒸留所から購入した蒸留器、⑤貯蔵庫】