(2)スタートアップ支援

【田口】

スタートアップ支援は東名阪、福岡、仙台など様々な地域で取り組んでいるが、ベンチャーキャピタルとのコラボレーションのような浜松の取組は、地方都市として特筆すべきものと評価。地域金融機関との連携も非常に有効に機能している。

現在、県内産業を支える企業群も、初めはベンチャー、スタートアップであり、30年、50年先の静岡県を考えたときスタートアップ育成は非常に重要。

昨年県はスタートアップ支援戦略を策定、5年後の目標として250社以上の育成や資金調達額260億円の達成を目指している。

今後、静岡県がスタートアップ先進県になるための戦略をいかに進めるか知事の見解を伺う。

【鈴木知事】

浜松市長時代に重点を置いた施策の一つがスタートアップ支援だ。

浜松バレー構想を立ち上げ、自治体初のベンチャーキャピタルとの連携による資金調達支援や実証実験のサポート、浜松ベンチャー連合の形成など、先進的な取り組みを実施した。

静岡県も昨年に具体的なスタートアップ支援戦略を策定し、ワンストップ相談窓口やスタートアップ支援ネットワーク「ふじのくに“SEAs”」を設立した。

今年度は県内実証フィールドを活用した伴走支援や高校生向けの起業体感プログラムなどを計画している。

地域特性を活かし、経済成長と地域課題解決に貢献する施策を展開し、スタートアップ先進県を目指していく。

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