ア)財政健全化の取組
令和6年度当初予算編成の財源不足額は555億円、令和5年度は538億円と厳しい財政状況が続いている。
ふじのくに県民クラブは事業の廃止・見直しを提案してきたが、進まないことに危機感を抱いている。知事には新たな視点で事業を見直してほしい。
通常債残高は高止まりし、地方公会計の指標でも将来世代への負担が大きい。
浜松市政で財政健全化に取り組んだ知事に、今後の財政健全化の取り組みと中期財政計画の策定についての所見を伺う。
【鈴木知事】
本県の財政状況は2年連続で財源不足が500億円を超える厳しい状態が続いている。将来世代に過度な負担を残さないバランスの取れた財政運営が重要である。
歳出のスリム化と歳入の確保に取り組み、民間活力の活用やビルド・アンド・スクラップ手法で事業の効率化を進める。
歳入確保では成長産業の育成や寄附金、未利用財産の売却強化を図る。
次期総合計画策定に合わせて中期財政計画を検討し、財政健全化を推進する。
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