SPAC
SPACは「静岡県舞台芸術センター(Shizuoka Performing Arts Center)」の略。1997年に設立された日本初の公立文化事業団体です。
グランシップに設置された「静岡芸術劇場」や、日本平にほど近い「舞台芸術公園」を拠点に、舞台芸術の紹介や舞台芸術家の育成を事業目的として活動しています。
今年度所属している「企画文化観光委員会」で所管しており、先の決算審査でも少々辛口の意見を述べたのですが、実際の演劇をこれまで見たことがなかったので、初めて見に行きました。
ちなみに私の決算審査での意見は、「その事業やヨシ。しかし県の財政状況を考えると、事業を持続可能にするためにも、経営改善を検討すべき(年間2.5億円の補助金のほか、24年度は出捐金を取り崩している→これが続くと破綻 or 補助金増につながる)」というものでした。
「見てもいないのに意見するな」と言われそうですが、昨年、総監督の 宮城 聰 氏の講演を聞いていたので、SPACの趣旨は理解しています(H25.6.23のブログ)。
事業内容は国内では他に例を見ないもので、欧米の文化をそのまま移設した趣あるものですが、今のままでは県内で文化として根付かせるのはなかなか難しいと感じています。
今日は「真夏の夜の夢」を見ました。シェークスピアの原作をもじった笑いあふれるストーリーでした。詳しくは下記をご覧ください。
オペラと違って、舞台が近いのがイイですね。