佐鳴湖の水質改善

浜松市役所で行われた「佐鳴湖をきれいにする会」の総会に参加しました。

この会は佐鳴湖周辺の自治会や小中学校のほか、かかわりのあるさまざまな市民の方で構成され、佐鳴湖の環境保全に取り組んでいる、まさに“市民団体”です。

佐鳴湖は野鳥や緑も多く、市民の憩いの場として愛されており、古くは江戸時代から「佐鳴八景」として市民に親しまれていました。

しかし平成13年度から18年度まで、6年連続でCOD値が全国ワースト1となり、“日本一キタナイ湖”という不名誉なレッテルを貼られてしまいました。

★佐鳴八景 (H26.4.2のブログ)

そこで市民をあげて水質浄化に取り組もうと、ヨシ狩りや流入水の浄化などさまざまな取り組みを進めてきました。

Sanaruko_2その結果、H19年度にワースト1を脱却し、さらにH21年度にはワースト5圏外になることができました。

当初目標だったCOD値8.0はH21年度にクリア、H24年度はワースト8位、H25年度の速報値では7.4となっているそうです(グラフ参照)。

佐鳴湖の環境対策は、今年度、新たな計画を策定中です。

水質・水量だけでなく、自然・生物、周辺環境などを含めて「みんなでつくる生命の源・佐鳴湖」を進めていきたいですね。

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