オリンピック文化プログラムの推進

◆質問

日本では2016年主要国首脳会議、2019年ラグビーW杯、2020年東京五輪・パラリンピックと、国際イベントが目白押しとなっており、アジアにとどまらず、欧米をはじめ世界各国から多くの外国人の来日が見込まれている。

過日、川勝知事は、ロンドン五輪の際の「カルチュラル・オリンピアード」に倣って、東京五輪開催期間中に、全国各地で文化的なイベントプログラムを開催することを提案した。

県内の特徴を活かして、他県に先駆けて本県の文化力を発信していくべきと考える。

○答弁 川勝知事

本県にはSPAC静岡国際オペラコンクールなど世界レベルの芸術文化が育っている。

来年度あたりから、SPACに匹敵するような、プロの音楽集団を作ることも考えている。

世界遺産富士山を始め、南アルプスや浜名湖、伊豆半島などの豊かな自然と共生し、育まれてきた伝統や芸能、生活に根ざした多彩な文化が県内各地に息づいている。

このような本県が有する文化力や地域資源を生かして、多彩な文化プログラムを、様々な分野の方々と一緒になって県内各地で展開し、国内外から多くの方々が訪れる「憧れ」を呼ぶ“ふじのくに”づくりを推進していく。

◆再質問

音楽集団について、具体的に検討していればお聞かせ願いたい。

○再答弁 川勝知事

組織委員会を立ち上げて、静岡県に縁のある演奏家を呼び戻し、50-60人編成の音楽集団を作りたい。

政令指定都市が二つあるところで、プロの音楽集団を持っていないのは本県だけ。

来年1年かけて、できるかどうかも含めて検討してみたい。