留学生2題
投票率の低さが課題ですが、「若者の政治離れ」を嘆くより、「政治の若者離れ」を食い止める努力をすべきと思います。今後4年の課題として取り組みます。
そんな中、私の活動も徐々に平時に戻りつつありますが、今日は期せずして留学生に関する2つの相談を受けました。
1つめは県内の高卒者の海外留学。
国を挙げて「トビタテ!留学JAPAN」の取り組みが進んでいます。
★トビタテ!留学JAPAN(文科省サイト)
今日のお話では、留学先もアメリカ、カナダ、オーストラリアといった英語圏から、多様化が進んでおり、さらに専門分野も多様になっている様子。
時代を先取りしたサポート体制の構築が必要と痛感しました。
ウチの小僧にも「1年やそこら遅れてもイイから行ってこい」と言っているんですが、なかなか親心が伝わらないようです・・・^^;
2つめは、県内への留学生の受け入れ。
今年の秋から静岡大学の「ABP(Asia Bridge Program)」が始まります。
県内企業が進出しているタイ・インドネシア・ベトナム・インドを重点地域として、地域産業の活性化などを視野に留学生の受け入れを進める取り組みです。
受け入れを始める段階ですが、“出口”をどうするかということも大切です。
留学生や相手国の支援につなげることはもちろん重要ですが、せっかく“架け橋”となる人材を育成しても、県内企業の活性化につなげる仕組みを整えておかないといけません。
私はこうした人材活用をこれまでも提案してきましたが、具体的にはまだ整っていません。県では「地域・大学コンソーシアムを活用した取り組みを進める」としていますが、目標年次をすえて取り組みを進める必要があります。
写真は今日訪問した静大浜松キャンパス。
訪問のメインテーマは産学官連携ですが、もう少し仕込んでから報告します。