一般質問は行革ネタてんこ盛り
7月1日(水)13時30分頃から静岡県議会本会議で一般質問に登壇する予定です。
質問方式は「一問一答方式」。最近、この方式でおこなう議員が減ってきたような気がしますが、このやりとりは議員の力量も試されます。
議論のわかりやすさと自己の向上のために今回もチャレンジします。
質問項目は次のとおり。ほとんど「行財政改革の提案」ですが、ちょっとマニアックなので“一般受け”はしないと思います。
「県議会議員の活動はわかりにくい」と言われますが、まさに「わかりにくいことをやっているな~」と自分でも思います。
みなさんの生活に身近なことばかりではありませんが、誰かがやらねばならないことです。私は自負心を持って取り組んでいます。
議会傍聴またはインターネット中継などでご覧ください。
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1.静岡県の全体最適について
(1)総合戦略策定における広域連携の強化
「行政経営システム改革」について、広域連携などによる行政効率アップと住民サービス提供体制の最適化を提案します。
(2)今後のファシリティマネジメントの進め方
何度も質問している「資産経営」です。県が保有する公共建築物の総量削減と、市町の施設も含めた最適化を提案します。
(3)市町の公営企業改革
今後、市町の大きな負担となってくる上下水道事業の改革を提案します。浜松市はすでに独自の改革を進めていますが、その他の市町は遅れています。
(4)公営住宅政策
県の公共建築物の中の23%をしめる県営住宅と市営町営住宅を合せた適正管理を提案します。人口減少と老朽化対策をいかに進めていくか、非常に大きな課題です。
(5)住民協働社会と財源確保の推進
行政だけでは応えられない社会的ニーズへの対応として重要なNPO等との協働推進と、財源確保の新たな取り組みについて提案します。
2.チャレンジする県職員の育成と人事処遇制度の見直し
これらのような新たな課題にチャレンジするのは他ならぬ県職員のみなさんです。チャレンジングな職員を支援する制度を提案します。
【写真は「レクチャー」という質問通告セレモニー。質問の趣旨などを説明しています】