地方創生総合戦略の勉強会
本会議の質問が昨日で終わり、今日は休会日。会派政調会で「美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生長期人口ビジョン」と「総合戦略」の勉強会を行いました。
人口ビジョンの目標は将来的に人口300万人弱の水準を維持することとし、そのためにめざす目標指標として「出生率2」、「人口移動 転入超過」を掲げています。
非常に高いハードルですが、それを達成するための戦略計画が「総合戦略」という位置づけです。
しかし…、残念ながら「総合計画後期アクションプラン」の焼き直し(並べ替え)の印象が強く、とても「出生率2」「転入超過」を実現するための戦略計画には見えません。
「出生率2」の目標自体が高すぎるという意見もありますが、「後期アクションプラン」の目標数値も「2」であり、これは議会も認めていますので、今さらそれを引っ込めろとは言えません。
むしろ「2」を実現するための施策を、もっと真剣に知恵を絞って検討しろというべきだと思っています。
成果指標(KPI指標)が並んでいるのですが、それを実施することによって、いかに「2」や「転入超過」につながるのかというロジックが見えません。
一般質問でも取り上げましたが、まさに「目標管理」ができていないということです。
来週の常任委員会では、このあたりを議論することになります。