リニア中央新幹線工事予定地

22-23の二日間、南アルプスの奥で予定されている「リニア中央新幹線」の工事予定地を視察しました。

県内は10.7㎞のトンネルが通過するのですが、ユネスコエコパークに指定されている自然環境への影響や大井川に流入する水量への影響などが懸念されています。

実際の現場を見ると、計画されている「残土置き場」の近くに “崩壊地” といわれるガケ崩れ箇所があちこちに見られ、土石流などを心配する声があることがよくわかりました。

井川地区の地元住民のみなさまからは、住民よりも多い、700人ともいわれる作業員が入山することによる住環境や交通アクセスへの懸念の声が聞かれました。

冬場は相当量の積雪もあることから、作業もなかなか大変そうです。

住民や地権者からは、いまだに事業者であるJR東海から「明確な説明がない」との苦言も呈されましたが、県・静岡市と連携してチェックしていく必要があると痛感しました。

23日は千枚岳(2880m)に登る予定でしたが、天候不良のため断念。先輩議員からは「上から見ると全体イメージがわかるよ」と聞いていたので、ちょっと残念でした。

前の記事

弔辞