改革が必要なのは行政だけではありません。市議会4年の経験で得た結論のひとつが「議会改革」です。

国政と地方政治は似ているようで異なります。代表的なものは「長」の選び方です。総理大臣が国会議員の選挙で
選ばれるのに対し、知事や市長は住民の直接投票で選ばれます。
このことから、国政は「議院内閣制」、地方政治は「二元代表制」と呼ばれます。

「二元代表制」にふさわしい議会をつくるためには、名古屋市や鹿児島県阿久根市の事例を踏まえ、議会が住民の
期待に応え、しっかり機能する必要があります。

1.「議会基本条例」を制定し、議会と議員の役割を明確化します

議会の責務や議員の役割を定めた「議会基本条例」を持っているのは、私が初めて政治を志した4年前は、北海道栗山町議会と三重県議会だけでした。
しかし現在では、160を超える地方議会で制定されています。
議会改革の実効性を高めるために「静岡県議会基本条例」の制定に取り組みます。

2.政策立案能力、チェック能力を高め、広聴広報機能を強化します

「議会基本条例」には「住民参加」、「議員間討論」などいくつかの構成要件がありますが、議員の資質向上が特に重要と考えます。
特に議会が有する「条例制定権」を最大限活用できるよう、政策立案能力の向上に努めます。
また「決算主義」に対応できるチェック能力の向上を進めるとともに、県民から広く意見を聞くための議会報告会などを開催します。

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