ユニバーサル社会をつくります
私の政策の優先順位は「安心安全>便利>快適」です。この姿勢は4年前から変わりません。そのキーワードが「ユニバーサル社会」づくりです。
私の基本的考え方は「60cmの視点」。60cmの視点は子どもや車イスの目線です。大人の目線でなく、60cmの高さから見ると社会は違って見えます。
○ユニバーサルデザインの考え方をさまざまな分野に取り入れた施策を進めます
「ユニバーサル社会」とは「誰もが安心して暮らせる社会」のこと。まだ一般的ではないかもしれませんが、「ユニバーサルデザイン」は、徐々に県民に浸透しています。
静岡県は2月に公表した新たな総合計画の中で、「ユニバーサルデザイン(以下UD)の推進」を掲げました。
県と私の方向性はこの点で一致しています。年齢や性別、障がいの有無や国籍を問わず、誰もが安心して暮らせる社会をつくります。
静岡県は全国に先駆けて、平成11年度からユニバーサルデザイン室を設置し、取り組んでいます。しかしまだ十分ではありません。
インフラ施設のUD化にはお金がかかります。そのためにも財政改革は不可欠です。
また、ハード(施設)のUDだけでなく、ハート(心)のUDも大切です。学校教育や家庭教育の場で、心のUDをはぐくんでいきます。