軽自動車税増税

与党の税制“改正”大綱が決定しました。

★平成26年度税制“改正”大綱(PDF)

資料中のP3から「車体課税」の記載があります。

段階的に廃止される「自動車取得税」が年額1900億円、「軽自動車税」が1850億円でしたので、「軽自動車税」を単純に2倍にすれば財源確保できるという、机上の計算ができたわけですが、「取りやすいところから取る」という安易な“改正”ですね。

7200円の軽自動車税を1.5倍の10800円にするなど、公共交通機関の発達していない地方の住民や複数保有者には、キビシイ増税と言わざるを得ません。

おかげでこれまで自動車取得税の対象外だったオートバイまで課税強化されてしまいました。すでに“絶滅危惧種”と言われて久しいオートバイですが、ますます国内市場への影響が懸念されます。ちなみに私の場合は750ccですので、従来の4000円が6000円(1.5倍)に、50cc以下は従来の1000円が倍額の年2000円に引き上げられます。

今定例会の意見書では「自動車ユーザーの負担増への適切な措置を講じること」について合意しましたが、自動車の国内市場への影響が懸念されます。大局を見誤らないようにしないといけません。

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