啓発録

先週いただいた「歴史は鑑なり」を読む中で、こんな本に出会いました。

橋本左内は越前の名君と言われた松平春嶽公を支えた藩士です。安政の大獄により、若干26歳で生涯を終えるのですが、多くの幕末の志士に影響を与えたことで知られています。

この本は、左内が14-5歳の時に、「去稚心、振気、立志、勉学、択交友」の5つのキーワードを忘れないように書き留めたものということです。

吉田松陰と同時代に生きながら、二人が顔を合わすことはなかったということですが、“立志”という点において、同じような考えを持っていたようです。

まだ途中までしか読んでいませんが、“立志”の大切さをあらためて感じています。

私のような50過ぎのオジンが読んでも鮮烈ですが、できれば若い世代に読んでほしいですね。