スコットランドから考えること

秋めいてきましたね~。今日の街頭演説は久々にジャケットを着ましたが、軽く汗ばむ程度でした。

今日、訴えたのは、昨日、世界を沸かせた「スコットランドの独立を問う住民投票」です。

イギリスではブレア政権の時に分権改革が進みました。地方政府の自治権拡大が進む中、独立まで議論されるとは、正直、驚きました。

これを「他国の一地域のこと」と見過ごすべきではありません。私はあらためて、国と地方の関係を見直す契機にすべきと考えます。

日本でも地方分権・地域主権が「1丁目1番地」と言われた時もありましたが、遅々として進みません。

明治維新以来、150年近い中央集権体制が続く中、東京への一極集中が進み、今や地方の「人口減少」が大きくクローズアップされています。

そんな中、第二次安倍改造内閣では「地方創生担当大臣」が置かれました。鳥取県出身の石破大臣がどう采配を振るか、非常に興味があります。

私は、中央集権体制を維持したまま、補助金や交付金を地方に配分するだけでは、根本的な解決にはならないと思っています。

やはり、地方が自ら危機感を持って自立・自律しないとダメで、国主導でおカネを配分されても意味はありません。

今、私たちは、スコットランドの住民の思いを胸に、道州制も含め、地方のあり方を盛大に論じるべきです。

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