初北京
1/21~23日、北京を訪れました。中国は4回目ですが首都北京は初めてです。駆け足の訪問だったため、天安門広場をはじめ観光地らしきところに行く時間はまったくありませんでした(残念)。
12月に本県を訪れた中国からの医療・介護視察団の一員に、中国発展改革委員会所管のシンクタンクである「中国国際経済交流センター(CCIEE)」のメンバーがいたことなどから、訪問要請があり伺ったものです。
「CCIEE」では元商務部副部長(経産副大臣に相当)や中国の経済政策策定に関与する経済学者などと意見交換を行いました。今年11月に静岡県で「日中韓賢人会議」が開催されますが、新たな交流が期待できそうです。
翌日は「CCIEE」の提言で国策として進められている燕郊世界商谷(ワールド・コマース・バレー=巨大な展示商業施設)を訪問。開発を進めている事業者と事業の概要や本県からの進出可能性などについて意見交換しました。
“常設の見本市”ともいえる約1㎢の国際貿易センター(展示場)は本年中の開設を予定。ベルギー・ドイツ・インドネシアから進出予定で日本はまだとのこと。燕郊WCVは総規模は10㎢にもなります。完成は10年後の見込みとのことでした。
先行きに関し何かと話題の多い中国経済ですが、本県が取り組む「地域外交」は「交流」から「通商」へのステップアップが求められており、そうした動きにつながることを期待しています。
ところで北京と言えば“PM2.5”を思い出す方も多いのでは?写真左はホテルから撮った初日夕刻、右は翌朝の外の様子。
初日、空港を降りたときにはげんなりしましたが、2・3日目は星が見えるほど澄んでました。窓の外の氷の結晶が寒さを物語ってます(氷点下17℃だとか・・・)。