フラウンホーファーシンポジウム
昨年訪問した「フラウンホーファー研究機構(FhG)」のシンポジウムが東京で開催されました。
★フラウンホーファー研究機構 (H27.11.22のブログ)
訪問時に「インダストリー4.0」を中心としたシンポジウムを日本で開催すると聞いていたので参加してみました。
今回はドイツに一緒に行った阿部卓也議員のほか、県経済産業部の局長・課長にも参加していただき、今後の連携の可能性を検討してもらいましたが、参考になったでしょうか・・・。
講演テーマの中心は訪問時に詳しく聞けなかった「インダストリー4.0」の最新情報。特に日本の医療機器製造企業とFhGとの具体的な共同研究事例を聞くことができました。
IoTやIoSをはじめ、インダストリアル・インターネットなど、多くのプラットフォームでの情報共有化が進み、新たなイノベーションが生まれているようです。
FhGでは「PRO-OPT」と呼ばれる、生産設備がそれぞれの動作を分析し、操業しながら最適化を進めていくプロジェクトを進めているようでしたが、こうした技術が標準モデルとなり生産性改革が進んでいくんでしょうか・・・。
ビッグデータを活用した研究事例はちょいと難解でしたが、ものすごい勢いで、世界中で研究が進んでいます。日本も例外なくこの潮流に巻き込まれることから、対応を急ぐ必要があります。