火の用心

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」

江戸時代の有名な手紙が語源と言われる「火の用心」。今日は大切さを強く感じた一日でした。

171本日、消防局職員と消防団員約1400人が集い、アクトシティ浜松で浜松市消防出初式が行われました。

年末の糸魚川大火も記憶に新しいですが、一昨日は西区舘山寺町で林野火災があり鎮火まで16時間以上かかりました。また昨日は地元のイタリア料理レストランで出火。

二カ所とも現場を見てきましたが、出動でお疲れの消防関係者にしてみれば、正直、出初式どころでは無かったかもしれませんね。

ブログで地震対策や豪雨災害対策を取り上げることはよくありますが、火災の対策は取り上げたことがありませんでした。

172もちろん、資機材の整備や消防団員の確保などは議論していますが、予防についての議論はあまり聞かないかも。

“イザ” というときには消防局や消防団のみなさんが消火にあたってくださいますが、基本はやはり、私たち自身が「火事を出さない」ことに尽きます。

空気が乾燥するこの時期、特に遠州地方は風も強く吹きます。タバコやコンロのほか、ストーブやコンセントなど、身近な火元を再確認しておきたいですね。

この冬、みんなで「火の用心」。

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