官民連携の進め方

昨日、本日は会派で街頭広報活動を予定していましたが、台風の影響もあり延期しました(結果的に今日はできなくはなかったかも・・・)。

日程が空いたので、浜松市が主催する「PPP/PFI推進セミナー」に参加しました。

昨年は官民連携による市営住宅建設が提案されましたが、今日は「弁天島海浜公園」の民間事業者募集の告知がありました。具体的な資料はでき次第公表するとのことでした。

公園等の運営に民間のノウハウを使うことで、これまでおカネを使うばかりだった施設が、おカネを生むようになった事例はいくつもあります。近くでは「掛川城」の指定管理者導入の例もあります。

★掛川城の指定管理(H28.8.24のブログ)

浜松市は様々な事業分野で官民連携を模索しています。ベースになっているのは「★民間活力の導入に関する基本方針」(←クリックするとリンク先PDFデータをご覧いただけます)。

人口減少下、税収もますます厳しくなる中で、公共サービスを「官」が税金だけで行うのはもうムリ。「民」の力を活かすことは必至です。

県はまだこうした指針・方針を持っていません。

最近では富士山静岡空港のコンセッション(運営権譲渡)や東静岡駅前に整備を予定している「文化力の拠点」などの計画がありますが、富士山世界遺産センターは直営で行うなど、今一つ県の民活の姿勢が明確になっていません。

県が初めてPFIを導入したのが平成18年度開校した大平台高校の整備とその後の管理運営でした。

あれから10年余が経過。場当たり的に考えるのでなく、一定の考え方を決めておいた方がよいのではないかと思います。

前の記事

清水港の活性化