さあ、空を走ろう
昨日、とても夢のある講演を聴きました。
タイトルの「さあ、空を走ろう」は、昨年、経済産業省が作成したイメージ動画。“空飛ぶクルマ”の実現に向け公表したものです。
講演は実際に“空飛ぶクルマ”の開発に携わっている(株)Skyward of Mobilities(SOM社) の松橋雅彦 氏。実現に向けた氏のチャレンジをうかがいました。
スタートは「★CARTIVATOR」という組織。
「CAR+CULTIVATOR(開拓者)」の造語で、元々はトヨタ自動車の有志でスタートし、航空エンジニアなど各分野の専門家が加わった“プロボノ”集団。豊田市内の廃校や消防署跡地を活用して研究を進めており、2020年夏にデモフライトをめざしています。
有志団体「CARTIVATOR」から“本業”としてやる人が集まって設立されたのが「★(株)Sky Drive」。経産省が示す2023年の実用化に向け事業をスタートしています。
“空飛ぶクルマ”の利活用の可能性は大ですが、なにしろ初めての取り組みなのでさまざまな課題があります。官民連携の協議会で検討しているようです。★空の移動革命に向けた官民協議会
海外でもすでに10数社が開発を進めており、2020年10月にドバイでUberなどがEXPO2020での試験披露を予定しているとのことです。